フェイスマスクのシートの厚さは厚いほうが良いの?
あなたはフェイスマスクを選ぶとき「厚さ」に注目していますか?
フェイスマスクの厚さが違うと、お肌にのせたときに違和感を覚えてしまうこともありますよね。
使用感だけでなく、効果の出方にも影響を与えるフェイスマスクの厚さについて、解説していきましょう。
フェイスマスクのシートは、ブランドや製品によって特徴が大きく違います。
そして、ほんの数ミリ程度のちょっとした厚さの違いでも、使用する際に影響があります。目では確認しづらい厚みの違いでも、実際にお肌にのせてみると、使用感が変わることが分かるのではないでしょうか。
それぞれの好みもあるため、どのフェイスマスクがもっとも優れているか断定することは難しいのですが、「ほどよく薄いフェイスマスク」がおすすめです。素材は、通気性のいいメッシュ状になっているものを選ぶといいでしょう。
ところで「フェイスマスクの厚さが、効果にどのように関係しているの?」と気になってしまうのではないでしょうか?
フェイスマスクのシートは、厚ければ厚いほど美容液をたっぷり含むことができます。
例えばタオルをイメージすると分かりやすいのですが、薄い手ぬぐいタイプのものよりもバスタオルで使用されるような厚みのある素材の方が、汗や水分をしっかり吸収し拭き取ってくれますよね。
一方で、フェイスマスクが厚すぎる場合には、Tゾーンや口角の部分がたゆみ、浮きやすくなってしまいます。皮脂分泌の活発なTゾーンや年齢が出やすい口元は、特にしっかりとフェイスマスクを密着させるべきパーツなので、厚いフェイスマスクは効果を実感しづらくなってしまう可能性もあります。
つまり、必ずしも厚いフェイスマスクが優れたフェイスマスクとは言えないのです。
それに対し、シートの薄いフェイスマスクは、お肌への密着力がアップします。
お肌にぴたっと吸い付くことから、使っているあいだにたゆんだり、剥がれたりといったトラブルも起きにくくなります。
一方で、厚みのあるフェイスマスクに比べて、含まれている美容液の量が少なくなってしまう点がデメリットです。
美容液が少ないと効果が均一に出なくなってしまうため、フェイスマスク使用後に物足りなさを感じてしまうかもしれません。
ただし、厚みのある商品でも肌に吸い付くように密着するような商品や、薄いものでも美容成分をたっぷりと含む商品もありますので、商品の説明をよく読むこともおすすめします。
効果を高めながらフェイスマスクを使用するためには、現在使っているフェイスマスクの厚みに注目してみましょう。
ぴったり密着させているつもりでも、お肌にのせたときにたゆんでしまうフェイスマスクは、厚すぎるのかもしれません。
また、厚いフェイスマスクを使わなければいけないときには、シリコンフェイスマスクを重ねて密着力を高めるのもおすすめです。シリコンフェイスマスクとは、その名の通りシリコンでできたフェイスマスクです。
シートの上から重ねることで美容液の蒸発を防いでくれるアイテムですが、お肌との密着力を高める効果も期待できます。
もちろん、比較的薄めなフェイスマスクを使うときに使用してもかまいません。
シリコンフェイスマスクを使えばお肌とフェイスマスクのあいだに空気が入り込むことがなく、美容液をより深くまで浸透させることができます。フェイスマスクの厚さに注目するのはもちろん、使用方法にも注目しながら効果を高めましょう。
フェイスマスクの厚みは、目で見る分には違いが分かりにくいものですよね。
しかし、実際にお肌にのせてみると使用感にも、効果にも、とても大きな影響を与えることが分かると思います。
効果を高めるためには、やや薄めなフェイスマスクや各商品の説明を確認しながら探すと同時に、色んな便利アイテムを試してみてくださいね。