意外と知らない?乳液の使い方!役割とおすすめの使用方法
毎日のスキンケアに、乳液を使っている人は多いのではないでしょうか。
その一方で、乳液の正しい使い方や具体的な効果についてはあいまいなまま……ということもありますよね。
今回は、美肌のために知っておきたい乳液の役割についてご紹介していきます。
乳液には、美しいお肌に必要な「水分」と「油分」の両方を、同時に補給する役割があります。
水分はお肌にうるおいを与え、油分は蒸発しやすい水分や美容成分を閉じ込める役割を果たしてくれます。
そのため、乳液をスキンケアの最後に使うことで、化粧水や美容液の上から蓋を被せ、閉じ込めるような効果を期待できます。
乳液に含まれている油分には、植物系油や動物系油などの種類があります。それぞれにお肌との相性が違うため、成分を確認しながら色々な乳液を試して、自分に合う乳液を見つけましょう。
また、乳液自体にも保湿乳液、UV乳液、ティント乳液などの種類があります。保湿乳液はうるおい補充、UV乳液は紫外線対策、ティント乳液は肌色改善やくすみカバーに、それぞれ効果が期待できます。
お肌の悩みも、乳液をうまく使って対策しましょう。
乳液を使うときは、最初にクレンジングと洗顔を行い、あらかじめ化粧水をなじませておきましょう。乳液は手のひらに10円玉大を出し、両手を重ね合わせて広げていきます。多すぎるとべたつきの原因になるため、少しずつ出していくことがおすすめです。まずは、顔の中心から外側へ伸ばすように塗り広げてください。
お肌を手のひらで包み込むように押さえると、乳液がお肌の内側へぐっと入り込み、浸透率アップの効果が期待できます。お肌を不用意に摩擦しないよう気をつけながら、ゆっくり丁寧になじませていきましょう。
乳液をお肌の奥深くにまで浸透させ、より高い効果を得るには、お肌を温めることが効果的です。
そのため乳液はもちろん、化粧水などのスキンケアアイテムを使うタイミングには、入浴やシャワー後すぐの、身体が温まっている時間を選びましょう。
入浴後は血行がよくなっていることから、毛穴が開き有効成分が浸透しやすくなっています。
さらに、乳液を手のひらに出したときには、両手を重ね手の熱をしっかり移してあげることも大切です。
乳液にも熱を与えることで浸透率アップが期待できるのはもちろん、乳液の伸びもよくなります。
少量の乳液でも顔全体に伸び、塗り残しなくスムーズにカバーできますよ。
保湿成分や美容成分をさらに浸透させるためには、化粧水の後、乳液の前にフェイスマスクを使いましょう。
フェイスマスク自体に美容成分がたっぷり含まれていることは言うまでもありませんが、化粧水→フェイスマスク→乳液の順番に使用することで、相乗効果が期待できます。
まずは洗顔後のお肌に化粧水をのせ、そこにフェイスマスクを重ねます。使用するのは、お肌にぴったりと密着する小さめのフェイスマスクがおすすめです。フェイスマスクに含まれた美容成分が、化粧水ごとじっくりとお肌に染みこんでいきます。
規定の使用時間が経過したら、フェイスマスクをゆっくり剥がし、お肌に残っている美容成分をハンドプレスでなじませましょう。
その上から、仕上げとして乳液を塗り重ねて、スキンケア完了です。
こうすることで化粧水や美容成分の蒸発を効果的に防ぎ、ぷるぷるの美肌に近づきやすくなりますよ!
これまで、乳液の使い方があいまいだったという人は、この機会に基本の使い方や自分に合った乳液を見直してみましょう。
そして、化粧水やフェイスマスクも使いながら、それぞれの効果を最大限高めましょう。
乳液の使い方が変われば、お肌の調子がぐっと改善するかもしれません!