ハロウィンのメイクで痛んだ肌のケアは?
今やハロウィンイベントの定番になっているハロウィンメイクですが、メイクをしたあとには十分なアフターケアができていますか?普段とは違うメイクをしたあとのお肌は、放っておくと荒れてボロボロの状態にもなりかねません。ハロウィンメイクをしたあと、大きな負担を受けたお肌を労わるために忘れてはいけないスキンケアについてご紹介していきます!
ハロウィンイベントでは、仮装に合わせてお化け風メイクやゾンビ風メイク、コスプレメイクを楽しむ人も多いのではないでしょうか?血糊のように普段のメイクでは利用しないアイテムを利用しながら、ハロウィンシーズンにしかできないメイクを楽しむこともありますよね。特殊なメイクをすると、敏感肌の人はもちろんそうでない人でも、大きな刺激を受けてしまうことがめずらしくありません。ハロウィンメイクによって外的刺激や負担を与えたお肌は、刺激から守るために表面の角質が厚くなってしまいます。角質が厚くなったお肌は、ゴワゴワとした手触りになり、ふっくらとしたつややかなお肌から遠ざかってしまうもの。
さらに、ハロウィンメイクに使ったアイテムそのものがお肌に合わなかった場合には、赤みやニキビなど大きな肌トラブルも招いてしまいます。ハロウィンメイク用のコスメを選ぶときには「1回使うだけだから!」と発色やコスパを優先しすぎずに、「お肌に優しいアイテムかどうか」「どのような成分が含まれているか」というポイントを意識して購入してください。
お肌への負担を軽くするためには、ハロウィンメイクを落とすときしっかりクレンジングをしなければいけません。普段と同じクレンジングだけでは、派手なハロウィンメイクが十分に落ちない可能性もあります。ハロウィンメイクをした日には、クレンジングアイテムは特に洗浄力の高いオイルタイプやクリームタイプを選びましょう。目元や口元、その他メイクを重ねた部分には、ポイントメイク落としを利用してしっかりメイクを落とします。その後は、洗顔料を利用してお肌に付着した汚れをすっきり落としてください。
さらにクレンジングも洗顔も、洗い流すときの水の温度にもこだわることで、お肌への負担を軽減しやすくなります。メイクとともに汚れや皮脂を浮き上がらせて落とすためには、冷たい水ではなく30℃前後のぬるま湯を使うことがおすすめです。クレンジング・洗顔後のスキンケアも徹底して、お肌本来のバリア機能を取り戻しましょう。
基本的なスキンケアとして化粧水、乳液、クリームなどを利用している人は多いのではないでしょうか。ハロウィンメイクをした日には、基本のスキンケアにスチームやフェイスマスクをプラスして、健やかな状態へ導きましょう。フェイスマスクはクレンジング、洗顔を終わらせ、化粧水を叩き込んだあとに顔にのせることで、保湿成分や美容成分の浸透力を高めます。そしてスチーマーは、温かい水蒸気を当てることでお肌を柔らかくしたり、毛穴を開いてつまった皮脂を洗い出したりする効果が期待できます。
フェイスマスクとスチーマーは、同時に使用することもおすすめです。スチーマーを浴びながらフェイスマスクを使えば血行を促進し、フェイスマスクの有効成分がさらにお肌に浸透しやすくなります。傷ついたお肌にも栄養が行き渡り、ふっくらとした美肌へ導けますよ。
こうした丁寧なアフターケアは、ハロウィンメイクをした当日の夜はもちろんのこと、お肌の状態を見ながら翌朝や翌々日にも行いましょう。万が一ハロウィンメイクでお肌が荒れてしまったときも、長い目で丁寧なケアを続ければもとの状態に戻すことができるはずです。
楽しいハロウィンのイベントが終わったとき、ボロボロのお肌だけが残ってしまった……という状態では、あまりにも悲しいですよね。きちんとクレンジングと洗顔、そしてスキンケアを行って、お肌本来の美しさを取り戻してくださいね。